8月12日、当事務所の弁護士折井、渕上が、NPO法人green bird渋谷チームが主催するゴミ拾いイベント、“渋谷 Open Enterprise Cleanup”に参加しました。
 このイベントは、green bird渋谷チームが、「渋谷で働く、渋谷で暮らす、渋谷に通う人の距離をゴミ拾いで近づけたら表面的でない、もっとリアルな渋谷の魅力に気づけるはず!」というコンセプトで新たに企画したものだそうです。
https://www.greenbird.jp/news/shibuya/entry/8620

当事務所の弁護士折井、渕上

 お盆と猛暑が重なり、もしや参加者は私たちだけでは??と、及び腰で向かった私たちは、集合場所の渋谷センタープレイス 8F(iYell株式会社リフレッシュルーム)にあふれる参加者の数&若さ&オシャレさに仰天することとなります・・・
 各自、green birdの可愛いロゴ入りのゼッケンを身に付け、袋と軍手、トングを持って、通りに繰り出します。一見きれいな歩道にも、よく見ると大量のごみが。参加者の方々とおしゃべりをしながら夢中になって拾っているうちに、あっという間に終了時刻となり、アイスをいただいて解散となりました。

 終了後、お二人にインタビューさせていただきました。
 まずは、green bird渋谷チームリーダーの澤登公孝さんです。

Q green birdとは?
A 「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに2003年に誕生した原宿表参道発信のプロジェクトです。運営しているNPO法人の事務局は、渋谷区神宮前にあります。
 プロジェクトに共感してくださる方々の輪がどんどん広がり、今は、全国各地だけでなく、世界中にチームがあり、各地で活動をしています。

Q いつから、green bird渋谷チームのリーダーに?
A
 社会人2年目の2016年からです。

Q green birdと出会ったきっかけは?
A
 大学生の時に、友だちに誘われて参加したのがきっかけです。当時は特にボランティアに関心があったわけではなく、就活目的の軽い気持ちで参加しました。参加してみると、年齢やバックグラウンドが違ういろんな人と話せることが楽しくて、気がついたらgreen birdのインターンになっていて、そこから今日までの8年間、ずっとgreen birdの活動には関わっています。

Q どのような点に魅力を感じたのでしょう?
 学生インターンになったのは、自分たちで、参加者に楽しんでもらえそうな企画を立て、実行できることです。
もともと学生時代にイベントを企画していた経験があったので、例えば、学生限定ゴミ拾いイベントをつくって、ゴミ拾いと飲み会をセットにした活動をつくってみると、普通ならゴミ拾わないだろうなと感じる学生も沢山参加してくれました。
皆に楽しんでもらうことが好きだったので、green birdとは、その点がマッチしたと感じています。

写真右:澤登公孝さん
写真左:長年green birdのゴミ拾いイベントに参加してこられた、iYell株式会社 文化幹部/Partner success Office長の吉住孔佑さん

写真右:澤登公孝さん
写真左:長年green birdのゴミ拾いイベントに参加してこられた、iYell株式会社 文化幹部/Partner success Office長の吉住孔佑さん

Q 今日は新企画だそうですが、様々なお仕事の方と交流できて楽しかったです。green bird 渋谷チームには、他にどのような企画があるのでしょうか?
 渋谷の学生限定ゴミ拾い、ALL ENGLISH CLEAN UPなど。今日も沢山参加してくれましたが、前回(7月23日)の、渋谷の学生限定ゴミ拾い活動には100人以上集まりました。

Q 澤登さんは、green bird以外にも何か活動をしておられますか?
 ollyという社会課題を学生の成長機会として、プロジェクトを生み出すコミュニティをつくっています。主に環境問題やまちづくりをテーマにしているんですが、この分野は、意義や義務感で活動していることが多く、クリエイティブで楽しいアイデアが少ないので、学生にとってとても挑戦することにメリットがある領域だと思っています。自分としても、企画の部分に関しては学生のアイデアを実行しやすい環境づくりをすることで、成長したい人を応援するのが自分の楽しみでもあります。
 green bird でも、企業の地域貢献活動や、企業・店舗などの横のつながりをつくるコミュニティクリーンアップの相談を受けて、いろいろ挑戦しています。これからも楽しい活動の場を広げていきたいと思っています。

 

次に、本日のゴミ拾いイベントに参加されていた梅澤流馬さんのお話です。

Q green birdのゴミ拾いの活動はどこで知りましたか。
 僕が勤務する会社(iYell株式会社)の掲示板に募集が出ていて、green birdのことを知りました。参加は任意ですが、僕はほとんど毎月参加しています。入社2年目ですが、10回くらい参加しています。

梅澤流馬さん

Q ゴミ拾いの活動をやろうと思ったきっかけは何でしょうか。
 渋谷の街をきれいにするということに共感を持ちました。基本的に誰かのために何かをすることが好きです。「人のために」ということは、自分にとって生きるための軸です。学生時代にスポーツ(サッカーとラグビー)をしていましたが、キャプテンという責任ある立場を任され、そのなかで常にチームや仲間のために何をすればよいかを考え行動することが身につきました。

Q 同じ会社の方が他にも多く参加されていますね。
 弊社には、事業と文化という2本の柱があります。文化を大事にするという柱のもとに、green birdの活動にも積極的に協力しています。今日参加されている吉住孔佑さんは会社の文化幹部です。

Q 梅澤さんが渋谷でgreen birdの活動を行う意義は何でしょうか。
 渋谷の街を応援することにつながること、人のためになっているという実感を持てること、また、活動から生まれる人との交流も大事にしています。
今後も継続的に参加していきたいと思います。

【感想】
「成長したい人を応援するのが自分の楽しみ」と語る澤登さんや、「『人のために』ということは、自分にとって生きるための軸」と語る梅澤さんの言葉は素敵でした。これからも渋谷の街をきれいにして、一緒に渋谷を応援したいと思いました。