前回の続きですが、野村萬斎さんは、映画『陰陽師』で一躍有名になりましたよね!
兎は、もちろん、原作の漫画『陰陽師』も愛読していました。
確かに、漫画『陰陽師』に描かれる安倍晴明は、野村萬斎さんのイメージとぴったり。

ということで(?)、『能・狂言 日出処の天子』を前に、先日、久々に晴明神社にお邪魔した兎。
晴明神社は相変わらずにぎわっていて、陰陽師人気は健在でした。
一条戻り橋も、五芒星も、なんともロマンを掻き立てられますよね。

懐かしの2大少女漫画に、再びときめく夏でした。

さて、話は変わります。

ここ最近、各地の本屋さんで、空海モノの本がやたらと目立つことに気づいた兎。
そして、兎の身近にも、「空海が好き」と仰る素敵女子が出現しました。
もしかして、空海ブームが来ているのだろうか?

よくよく考えてみると、昔から好きだった「西新井大師」も、五重塔とカッコいい仏像が出迎えてくれる大好きな「東寺」も、空海ゆかりの寺院ではなかったか?

数年前に登った(ただし、ケーブルカーで…)宮島の「弥山」には、空海が修行したときの火が、今も燃え続けているのではなかったか。
(つい最近、弥山の「霊火堂」が火事になったけれど、幸い「消えずの火」は無事だったらしい。)

そして、ドールハウス好きの兎が、意味はまったく分からないのに、なぜかときめいてしまう曼荼羅(まんだら)も、空海が唐から日本に伝えたものではなかったか。

というわけで、兎も、空海に全く縁がないわけではない。
何より空海という名前がいい。「空」と「海」なんて、今の季節にぴったり。

と、自分にあれこれ言い訳をしながら、上野の東京国立博物館に向かいました。
弘法大師生誕1250年記念 特別展『空海と真言の名宝』を訪れるために…
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kukai2026/

会場に入った兎を、高野山金剛峯寺の秘仏「弘法大師坐像」が出迎えてくれます。
その先も、息をのむような仏像や秘仏が次々と。
仏像って、こんなに素敵だったのね!!

弘法大師坐像は別として、日本人、いや、そもそも地球上の誰にも似ていない仏像たち。なのに、宇宙パワーともいうべき、強い生命力と輝きを感じます。
そういえば、曼荼羅も、密教の宇宙観を示したものと言われていますよね。

ふと周りを見回すと、仏像に向かって、手を合わせている方も。
そうよね。本来は、お寺のご本尊や秘仏として、人々に拝まれてきた存在なのよね。
兎もあわてて心の中で手を合わせました。

今回、音声ガイドも借りてみました。
声優の大塚明夫さんと、歌手のMISIAさん。お二人の温かい声に導かれ、すっかり癒されて、会場を後にしました。

国宝15件、重要文化財60件を含む、88件もの寺宝が一堂に集まる、またとない機会です✨
上野まで、素敵な仏像に会いにいらっしゃいませんか?
9月6日までです。

追伸:その後、兎は少しだけ仏像に詳しくなっちゃいました。
というのも、縁あって、奈良のキャラクター「せんとくん」の生みの親、籔内佐斗司さんにお会いすることができたのです。
籔内さんは、仏像の修復や彫刻を専門とされ、現在は奈良県立美術館館長を務めておられます。
楽しいご著書やカレンダーをいただき、めくっているうちに、「もし来世があるなら、籔内さんに弟子入りして、仏像修理を生業にしようかな」とすら思い始める。単純な兎です。